2019.09.03

栄養

食べる量を減らしても体重が増える…これが太る原因です。

ジム ダイエット

年々食べる量は減らしてるけど太ってしまう原因

これが太ってしまう原因かも

年々食べる量を減らしても太ってしまう…このような声をよく聞きます

ダイエットを始める前の準備として必要なのが、自身のPFCバランスの算出です。このPFCバランスを理解していないと、何の栄養をどのくらい摂取すれば良いのか判断できません。ダイエットはただ摂取カロリーを下げればいいというものではなく、いかに健康に悪影響を与えず、なおかつスピーディーに体重や体脂肪を落とせるかが基本になってきます。なので、無理な断食や、ネットやTVの偏った食事方法をそのまま真似るだけのダイエットはやめましょう。

三大栄養素のバランスがキーポイント

PFCバランスをご存知ですか?

まず初めに理解していただきたいのが、PFCバランスとは何か?ということです。このPFCバランスとは、人体を構成する三大栄養素の、タンパク質(protein)、脂質(fat)、炭水化物(carbohydrate)のイニシャルを取ったものです。ダイエットを成功させるには、このPFCバランスを見直す必要があります。

PFCバランスの見直し方

では実際どのようにPFCバランスを見直す必要があるのか解説していきましょう。まず、ご自身の現在の体重を維持するためにはどのくらいのPFCが必要か算出しましょう。

PFC算出計算式(日頃運動していない方の基準)

P=(体重×0.8)

F=(体重×0.9)

C=(体重×5)

この算出した数字が現在のご自身の体重を維持するのに必要なPFCの数値です。

炭水化物の摂取量は?

脂質と炭水化物どちらを削るの?

では、次のステップではダイエット時にどのくらいの炭水化物の摂取が必要か?を解説していきます。ダイエット時にはPFCバランスのF(脂質)とC(炭水化物)どちらかを削る必要性があります。このFかCどちらを削るのかは、自身の食事を見直し、日頃、炭水化物を多く摂取しているのか、脂質を多く摂取しているのかを確認してFかCを減らすようにしましょう。

炭水化物を削る量は?

次にC(炭水化物)をどのくらいに減らした方がいいのか?炭水化物は身体を動かすためのガソリンの役割を果たす必要不可欠な栄養素です。通常はこのエネルギー源が摂取されないと身体は動かないはずです。しかし、人間の体はよくできており、炭水化物のエネルギーが摂取されなくても、ガソリンに変わるエネルギーを生み出せるのです。これが、糖新生と言われるものです。

糖新生

糖新生は、本来、糖からエネルギーを産生するものを、そのエネルギー源が枯渇した時に、脂質をエネルギー源として使う仕組みのことです。ダイエットでなるべく早く結果を出したい方は、炭水化物の摂取を極力控え、身体から糖質を枯渇させ、糖新生を取り入れる必要があります。具体的なダイエット時の炭水化物の摂取量としては、上限100g以内、下限は50gで糖質をコントロールすることが糖新生に切り替えるポイントになります。

※注意書き

糖質制限、無理はしないで!

最後に、糖質制限でダイエットを行う際の注意点をご説明します。糖質制限を始めると、今までエネルギーとして使用されていた栄養素が極端に削られるので、個人差がありますが様々な弊害が生じてきます。

例えば、糖質制限を始めてから仕事中頭がボーっとすることや、イライラしやすくなったり、便秘になったり、場合によっては体調を崩す場合もあります。糖質制限を始める前には必ず自分の身体と相談し、無理のないダイエットを行いましょう。そして身体に異常が出た場合は、直ちにお医者様へ相談しましょう。

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