2019.11.06

トレーニング

有酸素運動を行うメリット

有酸素運動メリット

こんにちは栢山ジムの鈴木です。

今回は有酸素運動が持つ素晴らしいメリットについてご紹介していきます。

有酸素運動には脂肪燃焼が期待され、体力向上に役立つことはよく知られた知識かと思いますが、その他にも有酸素運動を行うことで、身体に様々なメリットをもたらしてくれるので、ぜひ運動を取り入れる前にチェックしてください。

健康維持には有酸素運動が不可欠な理由

血糖値を安定させる

身体を動かすために、全身には筋肉がありますが、この筋肉は、身体を動かす際に血液の中にある糖分を取り入れ、エネルギーに変えることで動かすことができます。有酸素運動をすると、通常よりも多く筋肉を動かすエネルギーを使うことになるため、血液の中の糖分をどんどんエネルギーとして使うことができます。

そのため、運動によって通常よりも多くの糖分を消費することにより、血糖値が高くなることを防ぐ効果も期待できます。

血圧が安定する。

運動を行うと、全身の筋肉が酸素とエネルギー(糖)を要求します。すると交感神経が優位に働きアドレナリンなどのホルモンが分泌され血圧が上がりやすくなります。

そこで、血圧が下がるように、体の中のカリウムやANPなど様々な物質が働きかけます。よって血圧が高めの方が運動を行うと、体の中のホルモンが血圧を下げるように働きかけやすくなるため、血圧の安定が期待できます。

血圧が高すぎる場合は運動によってさらに血圧をあげてしまい、別の症状を引き起こす恐れがあります。特に筋トレのような高負荷がかかり全身で力む運動を行うと目まいがしたり、気持ちが悪くなったりします。運動を始めるにあたっては事前に運動内容を医師と相談することをお勧めします。

認知症やうつ病の予防になる。

これは様々な研究結果が出ていますが、活動量が多い方は少ない方よりもアルツハイマー病の発症リスクが1/2~1/3ほど少なかったという報告や、週2時間のウォーキングでアルツハイマー病患者さんの認知能力が改善したという結果があがっています。

また、精神面ではうつ病の改善などにも期待が持てるという研究結果も出ています。これは有酸素運動が持つリズミカルな動きに加え、心拍数が少し上がる中強度の運動を行うと、筋トレと同じように幸せホルモンセロトニンなどが分泌され、うつ病改善に役立ちます。

終わりに

ここまでをまとめると、有酸素運動には実に多くの効果が期待できるため、国や政府でも有酸素運動が奨励されています。ダイエットトレーニングを行う際には筋トレのみに偏らず、身体にメリットの多い有酸素運動も行なってみてはいかがでしょうか?

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