ダイエット
頑張っても落ちない体脂肪を攻略しよう!
目次
こんにちは栢山トレーニングジムの鈴木です。今回はジムで走ったり、ヨガに行ったり、食事制限をしているのになかなか落ちない体脂肪の攻略方法を説明していきます。
適度な体脂肪は敵じゃない!
ダイエットを成功させる上でもっとも厄介な存在が体脂肪ではないでしょうか?年齢を重ねるごとに、体脂肪がつきやすく、落ちにくいお身体になってはいませんか?体脂肪なんて全部なくなればいいのに・・・と思う方も多々いらっしゃると思います。
しかし、そんな体脂肪にも身体にとっては大切な役割があることと、体脂肪を落とす正しいメカニズムや、どのようなロジックで身体に脂肪がついてしまうのか、などをしっかり把握していれば、短期間での無理なダイエットや、いつまでも結果が出ない無駄な努力をやめ、体脂肪を上手にコントロールすることが可能です。
体脂肪をコントロールする
では、どのようにして体脂肪をコントロールするのかを説明していきます。
まずは体脂肪の落とし方ですが、これは燃焼しかありません。巷では飲めば痩せるサプリメントなどがありますが、残念ながら効果はあまり期待できないでしょう。なぜなら、体脂肪を落とすには基礎代謝と心拍数が大きく影響しているからです。ですので「楽をして痩せよう」「飲めば痩せる」などの甘い言葉には注意しましょう。
体脂肪が落ちるメカニズム
体脂肪を落とすには、大きく分けて2パターンの方法があります。
1つ目は基礎代謝を上げること、2つ目は運動により心拍数を上げて脂肪を燃焼させることです。
基礎代謝を上げて体脂肪を燃焼させよう!
1つ目から解説していくと、体脂肪を燃焼させるにはカロリーを消費しなければなりません。消費カロリーを増やすもっとも大きな要因が基礎代謝です。基礎代謝は、一日で消費するカロリーの約60%〜70%が基礎代謝と言われています。体脂肪を燃やすには、この基礎代謝の底上げをして消費カロリーを増やせば良いわけです。
基礎代謝を上げるには?
基礎代謝の底上げを図るには、筋肉量を増やすしかありません。よく入浴やサウナなどで体を温め、汗をかいて「基礎代謝が上がった!」「体重が2kg落ちてる!」と勘違いしている方がいます。カラダを温めることと、熱を産生させることは全く別物です。入浴後、体重が1〜2kg減ったのは単に汗をかいて水分が抜けたからです。このように多くの方が「基礎代謝」について勘違いをしています。まずは、「基礎代謝」についてしっかりと知識をつけ、巷に溢れたデタラメな情報に流されないように気をつけましょう。
運動で脂肪を燃焼させよう!
2つ目は運動により消費カロリーを増やす方法です。運動で体脂肪を燃焼するにはファットバーンゾーンという脂肪がエネルギーとして使われやすい心拍数のエリアがあります。(主に有酸素運動で心拍数を上げます)これは自分の最大心拍数の65〜85%のエリアだと言われています。運動で体脂肪を燃焼させるにはこのゾーンまで心拍数を上げれば、脂肪がエネルギーとして使われやすくなると言われています。
といったように一言で運動といっても、全く異なる運動方法があり、行う運動の好みも、効果も人それぞれ違ってきます。基礎代謝の底上げを図り、筋トレなどの無酸素運動が得意な方もいれば、苦手な方もいます。
まずはむやみやたらに運動するのではなく、自分に合った運動を見つけ、続けていくことが体脂肪を燃焼させる唯一の近道です。
終わりに
ここまで説明した通り、体脂肪を落とすには運動が非常に重要なキーポイントになりますが、ただ闇雲に運動すれば良いというわけではなく、しっかりとした目的と、何のためにその運動を行なっているのかという理由が明確になっていないと、貴重な時間と体力を消耗する一方になってしまいます。まずは、しっかりと、自分の「目的」と「選んだ種目の理由」を明確にさせましょう。