ダイエット
ダイエットで体重が減らなくなってきた?停滞期の期間とおすすめの過ごし方
目次
ダイエットをしていると多くの方が経験するであろう停滞期。
なかなか減らなくなってきた体重に戸惑われる方も多いのではないでしょうか?
モチベーションも削られやすく、停滞期を境にダイエットを断念してしまう方もいらっしゃいます。しかし、停滞期がどういった原因で起こり、どういう風に乗り越えていけばいいのかその知識を持っておけば、ダイエットを成功させることに大きく近づくことができます。
今回は、停滞期について細かくまとめてみましたので、参考にしてみてください!
そもそも、なぜ停滞期が訪れるのか?
停滞期がやってくる原因は主に以下の3つのどれかである可能性が高いです。
停滞期の原因
- 減量ペースが早く、身体の防御反応が働いたため
- 筋肉量が減ってまったため
- ホルモンバランスの影響(女性の場合)
減量ペースが早く、身体の防御反応が働いたため
停滞期の原因としてよくあるのが、身体の防御反応である「ホメオスタシスの活性化」です。
ホメオスタシスとは
身体の外から受ける環境や内部の変化にかかわらず、身体の状態(体温・血糖・免疫)を一定に保つ機能のことです。
急激な体重減少、食事制限によるエネルギーや栄養が不足することで身体は飢餓状態に陥ったと認識します。すると身体は、今までの身体の状態に保とうとホメオスタシスを活性化させ、次いつまた飢餓状態に陥っても乗り越えられるように、少ないエネルギーでも活動できるよう代謝を抑えます。
その結果として、痩せにくい状態となってしまうのです。
筋肉量が減ってしまったため
食事制限を厳しめにやられている方やトレーニングをやらないダイエットをされている方は、筋肉量の減少による停滞が起こってしまっている可能性があります。
筋肉量が減少してしまうと、基礎代謝も下がってしまうので、痩せにくい身体になってしまいます。
ホルモンバランスの影響(女性の場合)
女性の場合、ホルモンバランスの周期的な関係で、排卵前後~生理前は一時的に痩せにくい身体になります。
その原因といわれている「プロゲステロン」というホルモンがこの期間、一時的に増えるためです。プロゲステロンの性質により、身体は妊娠に備え、水分や栄養を体内に溜め込むため、生理前までの2週間ほどは痩せにくい状態となります。
また、生理前は精神的にも不安定な状態で食欲も増すため、トレーニングに影響が出たり、ついつい食べ過ぎてしまったりということもあります。
停滞期の期間はどのくらい?
1日でも早く抜け出したい停滞期ですが、一般的には「2週間~1ヵ月」ほど停滞期は続くといわれています。
しかし、停滞期の期間には個人差が大きくあり、中には2ヵ月~半年ほどかかってしまう方もいらっしゃいます。
長い停滞期にうんざりして、ダイエットを中断してしまいたくなってしまうかもしれませんが、停滞期はいずれ必ず終わるので、頑張って継続しましょう。
停滞期を抜ける前兆
停滞期を抜ける際には、前兆として「体重が少しずつでも減り始める」や「空腹を感じやすくなる」といったことがあります。こういった前兆にいち早く気付くことができれば、モチベーションの向上にもつながります。そのため、毎日の食事量や体重のチェックはしておくようにしましょう。
ただ、中にはこういった前兆が訪れない方もいらっしゃいます。しかし、前兆はなくとも停滞期はいずれ抜け出せるので、焦らずに継続をしていくことが大切です。
停滞期の過ごし方
なかなか減らない体重に焦りを感じてしまいあれこれと色々やってしまいたくなりますが、停滞期には停滞期の過ごし方というのがあります。
チートデイを取り入れる
チートデイとは
ダイエット中にあえて設ける、1日限りの「好きなものを好きなだけ自由に食べられる日」のことを言います。
チートデイを取り入れる理由は、摂取カロリーを増やすことで、飢餓状態を脱したと脳が認識し、停滞期の原因でもあるホメオスタシスの働きを止めることが狙いです。
また、チートデイでは好きなものを食べることができるため、停滞期の煩わしい気持ちをリフレッシュでき、ストレス発散をすることもできます。
そして、このチートデイでぜひやっていただきたいことが、ダイエットで日頃不足していた栄養素を補給して栄養バランスを整えることです。停滞期には、栄養を吸収しやすくなるため、不足した栄養を取るには絶好の機会とも言えます。
ダイエットで、炭水化物や糖質などを抑える方も多いと思いますが、これらは身体の健康維持に欠かせない栄養素でもあります。また、不足しがちな鉄分やビタミン類、ミネラルなどの栄養素も積極的に補給しておきましょう。
ダイエットの見直し、いつもと違う運動を取り入れてみる。
停滞期は一度立ち止まって、自分のダイエット方法を振り返るいい機会でもあります。
例えば、これまで食事制限がメインのダイエット方法であまりトレーニングを取り入れていなかった方は、これまでの食事管理に加えて、トレーニングを取り入れてみましょう。トレーニングにより筋肉量が増えるこことで、基礎代謝のUPにも繋がるのでぜひやってみてください。
逆にこれまでトレーニングがメインであまり食事管理をしてこなかった方は、この機に食生活を見直してみましょう。ダイエットを効率的に行ううえで、食事も非常に大事なことです。
食事管理もトレーニングもやってきた方は、チートデイの取り入れやトレーニングメニューを一部変えてみたり、少し負荷を増やしてみたりといつもと違うことをしてみましょう。停滞期には、モチベーションが下がってしまいやすいです。いつものダイエットに一つスパイスを加えることでモチベーションを保ちましょう。
そして、自分の行っている食事管理やトレーニングが厳しくしすぎていないかも、今一度冷静になって考えてみるのもおすすめです。もし、厳しいように感じたらもう少し緩めてみてもいいかもしれません。
ダイエットを継続すること
ここまでで何度か言ってきたことではありますが、停滞期を過ごしていく上で、一番大切なことは「あきらめずにダイエットを継続する」ことです。
停滞期は一生続くものではありません。ダイエットに停滞期はつきものであり、乗り越えた時に目標へとグッと近づくことができます。
焦燥感ばかりの停滞期ですが、「当然のこと」程度に考えて、前向きにダイエットに取り組みましょう!
停滞期にやってはいけないこと
停滞期を過ごしていく中で、やってはいけないことが2つあります。
停滞期にやってはいけないこと
- 過度な運動
- 無理な食事制限
過度な運動
運動はダイエットを成功させるのに必要なことですが、やりすぎはNGです。
筋トレを毎日時間をかけてたっぷりとやったとしても、筋肉量が増えることはありません。逆に筋肉の回復が追い付かずに減少してしまい、代謝が落ちてしまうこともあります。
ただでさえ、続いてほしくない停滞期がより長くなってしまう可能性もあります。
また、疲労が溜まりやすくもなり、ケガのリスクや運動を嫌いになってしまうこともあるので、今まで通りのペースで行いましょう。
無理な食事制限
無理に食事を制限してしまうのもNGです。
焦燥感から減らそうと思うこともあるかもしれませんが、ただでさえ身体が飢餓状態に陥っていると認識をして代謝を抑えてる中、更に追い打ちをかけるように食事量を減らしてしまうと、より停滞期は長くなっていきます。
また、あまりにも栄養がなくなってくると肌荒れや便秘、栄養失調で体調にも影響が出るなど良いことはほとんどありません。
停滞期を上手く乗り越えてダイエットを成功させよう!
ここまで読んでいただき、いかがでしたでしょうか?
停滞期の原因とおおよその期間、そして過ごし方とNG行為を読んで、少しでも知識になり、不安や焦りが緩和できたら幸いです。
まとめ
停滞期は、誰にでも来るものです。
ダイエット成功の秘訣は「続けること」
停滞期は、モチベーションを上手く保ちながら、乗り越えていきましょう!
停滞期を過ごされている方で
- 色々やってるけどなかなか停滞期から抜け出せない
- 停滞期がしんどくてダイエットを諦めそう
- モチベーションが保てず挫折しそう
上記のような方は、パーソナルジムの利用をしてみてもいいかもしれません。
ダイエットに関する専門的な知識をしっかりと持ったトレーナーからのアドバイスの中には、自分ではネットで見つけることのできなかった情報があったり、何より停滞期のしんどさを知っている人がサポートをしてくれるということが、しんどい停滞期を乗り越える上で非常に強い味方となってくれると思います。
停滞期の運動メニュー作成や食事内容のアドバイスをしてくれ、自分であれこれと調べる手間も省けます。
まずは、気分転換がてらに無料体験などを利用してみることをおすすめします!
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