2021.05.26

トレーニング

なかなか続けることができない運動を習慣化するにはどうすれば良いのか?

小田原ジム

こんにちは栢山トレーニングジムの鈴木です。今回は「なかなか続けることができない運動を習慣化するにはどうすれば良いのか?」という疑問について説明していきます。

一日2~3分で行える行動を毎日実践する

結論から申し上げますと、新しい習慣を作るには一日2~3分で構わないので、毎日コツコツ実践することが重要です。

勉強、ダイエット、運動、様々な習慣がありますが、中でもトップレベルで習慣化が難しいのものは”ダイエット”です。なぜダイエットの習慣化が難しいのか?ダイエットを成功させるには、いくつもの習慣を積み重ねて1つの結果にたどり着きます。しかも、その習慣というハードルは人それぞれ高さが違ったり、結果に結びつく期間がバラバラです。なので、ダイエットを行う際にあまりにも短期間で痩せようとしたり、ただカロリーだけを減らす食事制限を設けたりしてしまうと、一気にダイエットの難易度が上がってしまいます。

まずは、難易度が非常に低い”運動”や”食事制限”を毎日コツコツ続けて、習慣を身につけてダイエットを始めた方が良いかもしれません。

習慣を身につける行動

小さなステップから始め、「脳」に刷り込ませる

この記事を読んでいる方の中にも「運動を始める前が面倒でなかなか始められない。運動を始めてしまえば後から気持ちが乗ってくる。」なんて方は多いのではないでしょうか?習慣化を身につけるには最初の小さなステップが非常に重要です。

例えば、ダイエットのためにジョギングを始めようと考えた時、自宅の近所を30分走るなどのマイルールを決めたとします。これは高い確率で三日坊主になる典型的な行動です。では、どのくらい小さなステップで始めたらよいのか?人それぞれのステップがあるとは思いますが、私であれば、とりあえず決めた時間になったら「運動を行える服に着替えるだけ」のスゴく低いステップから始めます。

それじゃ何にも運動してないじゃんと思われるかもしれません。

そうなんです。運動は何にも行っていません。

これは、運動を取り入れる前に運動習慣を作るところにフォーカスしているので、運動は行いません。ただし、この「服を着替える」という行動を毎日行います。毎日行い、決めた時間になったら運動服に着替えるという行動が、特に何も考えず行えるようになったら次のステップに進みます。

次のステップでは運動服に着替えたら、とりあえず2〜3分外に出てみる。というステップに移行していきます。そして、特に何も考えず、服を着替え2〜3分外に出る行動ができるようになれば、次は10分程度、自宅の近所を歩いてみる。このように習慣を作るには、小さなステップをコツコツ行うことにより、脳に行動を刷り込ませる必要があります。脳は「いつもと違うこと」を嫌います。いつもと同じ動き、いつもと同じ思考など、脳は「いつも通り」を好んで物事を選択するそうです。

なので、ダイエットのために突然「一日30分走ろう!」などという「いつもと違う」行動は、「脳」自体が拒否反応を出しているため三日坊主になってしまうのです。夏に向けてこれからダイエットを始めようと考えている方は、まずは「脳」に行動を刷り込ませることから始めてみてはいかがでしょうか。

Categoryカテゴリー