2021.08.12

トレーニング

筋トレはしたいけど、ムキムキにはなりたくない!

小田原パーソナルジム

こんにちは栢山トレーニングジムの鈴木です。今回の記事は特に女性の悩みで多い「筋トレはしたいけど、ムキムキにはなりたくない」というよく聞くテーマを取り上げます。

ちょっとやそっとの筋トレではムキムキにならない

まず結論から申し上げますと、女性の中でも、筋肉が発達しやすい方や、年齢によっての個人差はありますが、ちょっとやそっとの筋トレでは筋肉モリモリにはなりません。

では、なぜ女性は筋肉が発達しにくいのかを説明させていただきます。

原因①女性はテストステロンの分泌量が男性より少ない!

まずテストステロンとは何なのかを説明させていただきます。テストステロンとは、男性ホルモンの一種で、筋肉の量を増やしたり筋肉の強度を高めて筋肥大させる作用や、集中力やリスクを判断をするなどの精神機能や、男らしさ、男としての機能を維持するなどの働きがあります。

さらに、女性は男性と比べると、テストステロンの分泌量が90%またはそれ以上に分泌量が少ないのです。筋肉の発達には、このテストステロンの分泌が大きく関わってきます。トレーニングの強度や頻度も関係してきますが、週2~3回の自重トレーニングや、軽い重量を取り扱ってのウエイトトレーニングでは、女性の場合そこまでの筋肥大は見られないでしょう。

筋トレ後に腕や脚が太くなった気がする・・・

筋トレ後の翌日などに腕や脚が太くなった気がすると言われる方がいらっしゃいます。これはなぜ筋トレ後に腕や脚が太く見えてしまうのでしょうか?

筋トレ後、部位が太く見えるのは筋肉の浮腫が原因

部位が太く見えてしまう原因は”浮腫”が原因です。まず筋肉の発達について確認しておきたいことは、筋肉はそんなに簡単に筋肥大しないということを頭に入れておきましょう。腕や脚が太く見えてしまうのは、筋トレを行なった部位の筋繊維が傷つき、その部位の筋繊維を修復する為に水分や栄養素が集まり、各部位が浮腫んでしまい、なおかつ腕や脚は鏡で自分を写した時に目につきやすいため、”太くなった”と感じてしまうのです。この筋肉の浮腫ですが、2~3日もすれば、ほぼ元のサイズ感に戻るため過度に気にする必要はありません。

原因②筋肉隆々のシルエットを出すためには体脂肪を削る必要がある

極端な例ですが、画像の女性のように筋肉隆々の体を作り上げるには、体脂肪を限界まで削る必要があります。年齢層によって女性の平均体脂肪率は異なりますが、だいたい20%~30%が平均になります。筋トレを行なっているモデルの方になるとおおよそ10%~20%と平均値を下回ります。さらに画像のような方になると、ボディビルダー並の体脂肪率にする必要があるとかと思います。

なので一般的な女性の方が、筋肉のシルエットを出すとなると、モデルさん並の体脂肪率にならないと筋肉のシルエットは出ないということになりますので、筋肉ムキムキに見えることはありません。

筋肉ムキムキにはならないので、安心して筋トレを始めましょう!

ここまで説明させていただいた通り、女性はちょっとやそっとの筋トレではムキムキにならないので、どんどん筋トレを取り入れていきましょう。筋トレの効果を最大限発揮させるには、YouTubeの動画だけに頼らず、トレーナーの方や、筋トレを行なっている知り合いの方にフォームや、筋肉を育てる食事をチェックしてもらい、可能であればウエイト器具を使いなるべく筋肉に刺激を加えることが筋トレの効果を最大限引き出す近道になりますので、ぜひチャレンジしてみてください。

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